万年筆のペン先は金でできているものもある!買取に出すといくらになる?
2022.02.15
金(貴金属)買取
当記事でよくある質問
- Q
愛用していた万年筆を売ろうか検討しています。いくらになりますか?
- A
使用状態などにより買取価格は変わりますが、ペン先だけでも査定対象です。こちらよりお問合せ下さい。
- Q
遺品整理中に祖父が長年使っていた万年筆が見つかりました。価値ってありますか?
- A
バイセルでは万年筆をはじめ高級文房具の査定実績が多数ございます。金・プラチナ買取ページへお進みください。
その他、万年筆の買取について詳しく知りたい方はそのまま【目次】へお進みください。
LINEやパソコンでのメールでのやり取りが一般的になり、手紙を出す機会は随分と減ったうえに、ボールペンや万年筆の使用頻度も大きく減っている人もいるでしょう。
しかし、昨今の手描きの魅力に惹かれた人たちが、万年筆を手に入れようとしてブームが来ているようです。
あなたのご自宅に眠っている万年筆を掘り起こしてみませんか。
万年質はペン先だけでも売れる!
万年筆のペン先は高額買取が期待できることをご存知ですか?
万年筆のペン先には、素材に金が使用されていることが多く金製品として買取が行わるのです。
金が使われている理由は、主にインクにあります。
万年筆で使用されるインクには、強めの酸性や、強めのアルカリ性を示すものがあり、ペン先の金属を腐食させる性質があります。
腐食を防ぐために、金が使われることが多いのです。
しかし中には、金ではなくステンレススチールが使わているものも多々あります。
比較的安価な万年筆は、ステンレス製のものである傾向が強いです。
ステンレス製の万年筆の腐食率はとても高く、万年筆を長く利用するうえでは、ペン先が金である方が向いているのです。
万年筆のペン先が金であれば、高額買取の可能性はぐっと高まるでしょう。
ペン先に金が使われている万年筆は高く売れる!
バイセルはモンブランやペリカンなどブランド万年筆も多数買取事例がございます。
さらに、ノーブランド品であってもペン先に金が使用されていれば高値も実現可能です!
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ペン先がメッキの場合もある
しかし、ペン先が金色であれば全て買い取れるわけではなく、中にはメッキや金張りのものもあります。
それらを見分ける方法は、刻印を確認することです。
万年筆のペン先は、14金や18金が多く使われており、それぞれ「K14」「K18」という文字が刻まれています。
しかし、その後に「GP」や「GF」という刻印があったらメッキや金張りと判断できます。
GPやGFは略称であり、ゴールドプレート(GP)、ゴールドフィールド(GF)が正式な名称です。
これらの刻印がある場合は偽物なので注意が必要です。
また、稀に古い万年筆には金性を示す刻印が無い場合もあります。
ご自身で確認するときは参考程度にして、買取業者に見てもらう方が良いでしょう。
万年筆のペン先と金相場
万年筆のペン先が金であった場合、買い取ってらもうときは当日の金相場がどのくらいかが重要です。
一般的に金相場は田中貴金属工業が出している「日次金価格推移」をもとに計算すると、大まかの金相場が出てきます。
例えば、ペン先の金が1gなら「ペン先の金1g金1gあたりの相場6,900円=6,900円」で、この相場に保存状態や買取業者のランクによって価格が変わります。
実際の買取ではペン先が金であることをふまえたうえで、当日の金相場における買取相場の下調べをしておいた方が良いでしょう。
万年筆まるごと1本の買取価格はいくらになる?

ペン先が金の万年筆はペン先だけでも買取可能ということをご紹介しましたが、一方で万年筆は、まるごと売れた方がお得になることもあります。
その大きな要因として、あげられるのはメーカーやブランドのついた万年筆です。
デザインや機能で優れているから売れる万年筆もありますが、それ以上に、メーカーやブランドの万年筆は高額買取になる可能性が高いです。
モンブランなどの有名ブランドなら高値になる可能性も
とくに、「MONTBLANC(モンブラン)」というブランドは高額買取のチャンスです。
このブランドは、1906年にドイツで生まれた老舗ブランドです。
特徴的なのは、ペン先が18金プラチナであるということと、モンブランの標高である「4810」の刻印が確認できます。
このブランドを例にすると、この場合ペン先を分解して買取するよりも、万年筆をまるごと査定に出した方が、高額買取になる可能性が高いです。
他にも、「Cartie(カルティエ)」や「LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)」、「GUCCI(グッチ)」や「HERMES(エルメス)」などの高級ブランドも高額買取の可能性が高いです。
以上のように、ブランドものであると判断できる万年筆に関しては、ペン先の金部分を売るよりも、万年筆をまるごとに査定に出し、買取をしてもらう方が、高額買取になりやすいでしょう。
万年筆を少しでも高く売りたいなら
万年筆はペン先が金であるだけでなく、大手ブランドメーカーの物はより高く売れますが、高額買取になるのはそれだけではありません。
1つの買取業者に絞らないで複数の業者に査定をしてもらって、1番高い査定金額を出してくれて対応の良いところを選ぶと後悔しません。