10万円金貨の買取価格は?価値が高い記念硬貨を高く売るコツもご紹介!

「10万円金貨」と呼ばれる、コレクション価値のとても高い金貨をご存知でしょうか?
もちろん、コレクションとしての価値だけではなく「実物資産」としての需要も高いのが10万円金貨です。
現在の10万円金貨のコイン買取市場における価値は、どのようになっているでしょうか。
10万円金貨の種類や特徴に加え、買取価格や買取時の注意点についてご紹介します。
掲載品の買い取りに関するお知らせ
一部掲載品については買い取りが難しい場合がございます。
詳しくはオペレーターまでお問い合わせください。
お問合せ・ご相談はこちら
0120-612-773
目次
10万円金貨は2種類

「10万円金貨」は、1枚で10万円の額面価値がある金貨のことです。
1枚で10万円の価値があるというのも驚きですが、金貨の素材には24金が使用されており、「金そのものとしての価値」も見逃せません。
現在のところ、日本で発行された10万円金貨には2種類あります。
それぞれ「天皇陛下御在位60年記念10万円金貨」と「天皇陛下御即位記念10万円金貨」と呼ばれ、日本の記念硬貨の中では最高の額面価値です。
2種類の金貨の特徴を見ていきましょう。
-
まず特徴をおさえよう♪
金貨のデザイン
金貨の表面には鳩と水の図案が、裏面には菊の紋章という「天皇家の証」が描かれています。
金貨の大きさ
重さ20グラム・直径30mmです。
金貨の発行枚数
1986年(昭和61年)に「1,000万枚」、1987年(昭和62年)には「100万枚」が発行されています。
1986年(昭和61年)と翌年の1987年(昭和62年)に、昭和天皇の在位60年を記念して10万円金貨・1万円銀貨・500円白銅貨の3種類の記念硬貨が発行されました。
天皇陛下御在位60年記念10万円金貨の発行にあたっては、それまで日本国内で流通している貨幣にはなかった額面のため、臨時補助貨幣として法律が制定されています。
また、1990年に天皇陛下御在位60年記念10万円金貨の偽造事件が発覚し、その後発行される記念硬貨に偽造防止策が講じられるようになるきっかけにもなった記念金貨です。
なお、天皇陛下御在位60年記念10万円金貨には、箱に入った「天皇陛下御在位60年記念金貨セット」として販売されたものもあります。
セットとして販売された天皇陛下御在位60年記念10万円金貨のセット内容は、表の通りです。 -
名称 天皇陛下御在位60年記念プルーフ金貨 内容 10万円金貨1枚 発行 1987年度 発行数 124513セット 額面 10万円 名称 天皇陛下御在位60年記念金貨 内容 10万円金貨1枚 発行 1987年度 発行数 8308セット 額面 10万円 名称 天皇陛下御在位60年記念金貨(61年・62年銘入) 内容 10万円金貨2枚 発行 1987年度 発行数 3296セット 額面 20万円(2枚セットのため) -
まず特徴をおさえよう♪
金貨のデザイン
図案は表面に鳳凰と瑞雲が、裏面には菊の紋章が描かれています。
金貨の大きさ
重さ30グラム・直径33mmです。
金貨の発行枚数
「200万枚」発行されています。
天皇陛下御即位記念10万円金貨は1990年(平成2年)、平成天皇の御即位を記念して造幣局から発売された記念金貨です。10万円金貨のほかに、額面500円の白銅貨も同時に発行されています。
天皇陛下御在位60年記念10万円金貨が偽造されたことを受け、天皇陛下御即位記念10万円金貨には、偽造防止のための「認証番号」が記されています。
天皇陛下御即位記念10万円金貨にも、箱に入った「天皇陛下御即位記念10万円金貨セット」として販売されたものがあります。セット内容は表の通りです。 -
名称 天皇陛下御即位記念プルーフ金貨 内容 10万円金貨1枚 発行 1990年度 発行数 100000セット 額面 10万円 名称 天皇陛下御即位記念金・白銅貨 内容 10万円金貨1枚・500円白銅貨1枚 発行 1990年度 発行数 100000セット 額面 10万500円
10万円金貨は価値が高いので銀行で換金よりも買取が一番!

10万円金貨のような記念硬貨も造幣局が発行した貨幣には違いありませんから、額面金額分の貨幣として使用することができます。
ただし、記念硬貨は大きさや素材などが通常の貨幣とは異なるため、現実に使用するには不便なことが多く、銀行では通常の貨幣への引き換えに対応しています。
10万円金貨を現行通貨に換える方法は、銀行換金を含めて大きく分けて2つあります。
- 銀行で現行通貨に引き換えてもらう方法
- コイン専門の買取業者へ査定に出す方法
あなたならどちらを選びますか?

ちょっと待ってください!
確かに銀行での引き換えは、額面が保証されているので安心できるかもしれません。しかし、デメリットもあるという点を考慮しなければなりません。
銀行での引き換えの場合には、コレクションとしての価値や金としての価値は加味されません。
詳しくは後述しますが、10万円金貨の場合、額面以上の価値があるケースも多く、そのまま換金してしまうと「機会損失」になってしまう恐れがあります。
銀行は、あくまで「額面の金額通りに引き換え」ということを忘れないようにしましょう。
コレクションとしての需要や金相場の動向などから、額面金額以上の価格での買取が期待できる場合には…
- コイン専門の買取業者へ査定に出す方法
↑がおすすめです!
バイセルでは種類によって買取が難しい10万円金貨もございますので、詳しくはオペレーターまでお問い合わせください。
価値が上昇している10万円金貨

そもそもの額面価値が高い10万円金貨ですが、コイン買取市場における価値はさらに上昇しており、額面金額を超える買取価格がつくケースも多くなっています。
ここでは、なぜ10万円金貨の買取市場における価値が上昇しているのか、その2つの要因について解説します。
-
なぜ価値が上昇!?ブームの再燃となっている「この機会に!」と過去の記念金貨を買い求めるコレクターも多く、オークションサイトなどでも「額面金額を超える価格」で取引されるケースが目立ちます。
2019年、新しい天皇陛下が御即位され、式典や儀礼のテレビ中継などもあり、全国的に祝賀ムードの高まりがあったことは記憶に新しいでしょう。
このような状況からコレクターの間では、過去の天皇陛下のご即位やご在位に関する記念金貨の話題が再燃したことが大きいです。
現在、10万円金貨のコレクションとしての価値が上がっているタイミングだといえるかもしれません。
※一部の種類は、等価交換になる金貨もあります。
バイセルでは種類によって買取が難しい10万円金貨もございますので、詳しくはオペレーターまでお問い合わせください。
金の価格推移から見る10万円金貨
近年、金価格は上昇傾向が続いており、特にここ20年では金価格の推移が高まっています。
2001年には1gあたり1,000円前後だった金価格は、2021年の6月時点には1gあたり6,000円以上となり、その上昇率は実に6倍以上です。
金は安全資産として人気で、世界情勢や景気の先行き不透明感が続いているときには金の需要が高まり、金価格が上昇する傾向にあります。
また、金価格は米ドルと逆の値動きをすることが多いのですが、2020年に新型コロナウイルスの世界的流行から米ドルを敬遠する動きが加速したことも、金価格が一層上昇した一因といえるでしょう。
2021年にはいったん米ドルの買戻しの動きがあり金価格が一時的に下落しましたが、その後まもなく金価格は上昇傾向を取り戻しました。
金価格はまだまだ安いと見る専門家もおり、今後も長い目で見ると上昇傾向が続くのではないかともいわれています。
10万円金貨は純金製のため、その買取価格はもちろん金価格の推移の影響を受けます。
現在は金価格の上昇が続いているため、10万円金貨の価値も上がっているタイミングといえるでしょう。
昨今、10万円金貨については額面を超える価格での取引が目立ちます。
10万円金貨の買取相場はいくらくらい?
バイセルでは大切な金貨を他社よりも高く買取っています。
高価買取が支持されて業界最大規模の買取実績!全国のお客様にご期待を頂き多数のお問い合わせを受け付けております。
業界最多・トップクラスの査定を行う経験豊富な査定士がきっちり価値を見極めさせていただきます。
10万円金貨の買取価格をより高くするためのポイントとは

10万円金貨をより高く買取してもらうためには、銀行で引き換えてもらうよりも、コインに詳しいバイセルの買取サービスを利用するのがおすすめです。
では、10万円金貨をバイセルに買取に出す際、少しでも高い買取価格をつけてもらうにはどのようなことに注意すれば良いでしょうか。
-
ここ注目!
10万円金貨の保存状態は買取価格に影響大!購入時のケースやコインケースに入れるなどして大切に保管しましょう。
10万円金貨のコレクションとしての価値を考えた場合には、金貨の保存状態の良し悪しは重要な要素です。表面に傷や汚れがある、変形してしまっているなどの場合には、価値ある10万円金貨であってもコレクションとして需要は下がってしまうでしょう。
10万円金貨の保管の際には、購入時のケースやコイン保管専用ケースに入れるなどして、傷や汚れがつかないように工夫しましょう。
また10万円金貨の記念金貨セットの場合には、購入時のケースが付属しているかどうかも、コレクションとしての価値に影響する可能性が高いです。
購入時のケースは傷んだからといって捨ててしまわず、10万円金貨と一緒に買取に出すようにしましょう。 -
ここ注目!
10万円金貨は純金でできており、他の金属に比べて柔らかい性質があり傷つきやすいため、無理なお手入れは逆効果!
10万円金貨の保存状態が重要だからといって、買取前にご自身で磨いて汚れを落そうとするなどのお手入れは、おすすめしていません。
上記で述べたように、純金でできている10万円金貨はデリケートで、汚れを落そうと磨いた際に、傷がついてしまう可能性も高いのです。
せっかく買取価格アップのためにお手入れをしようとしたのに、傷がついてしまっては逆に買取価格が下がる結果にもなりかねません。
買取を考えている10万円金貨は無理にお手入れしようとするのではなく、それ以上の傷がつかないようにケースなどに入れて保管するのがおすすめです。
バイセルでは種類によって買取が難しい10万円金貨もございますので、詳しくはオペレーターまでお問い合わせください。
10万円金貨の買取についてのまとめ

おさらいですが、10万円金貨には「天皇陛下御在位60年記念10万円金貨」と「天皇陛下御即位記念10万円金貨」とがあります。
2019年に新しい天皇陛下がご即位されたことから再度話題となり、コイン買取市場においてもコレクターから注目を集めています。
ブームが再燃している現在においては、コレクションとしての需要・金相場とも高い水準にあるため、10万円金貨は売り時といえるかもしれません。
ただし、10万円金貨の買取相場は金相場や買取市場における需要の動向に左右されますので、買取のタイミングを見極めることが重要です。
買取のタイミングを見極めるためにも、お持ちの10万円金貨の現在の価値を知っておくことは重要です。
まずは試しに、コイン買取のバイセルに査定を依頼してみてはいかがでしょうか。
こんなコラムも読まれています

より詳しい情報を知りたい方はこちら
古銭買取をもっと見る