ブランド品を本物(正規品)かどうか見分ける方法!偽物商品の特徴についても解説

インターネットオークションなどでは、あたかも本物であるかのように偽物のブランド品を販売していることがあります。
偽物であることに気付かず購入してしまい、不要になったからと品買取店へ持ち込んだところで、コピー商品だと気付くこともあるかもしれません。この記事では、正規のブランド品を見分けるポイントを紹介します。また、偽物のブランド品は買取可能か、買取店における査定方法などについて解説します。
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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。
目次
ブランド品の本物(正規品)か見分けるポイント

ブランド品の真贋を見分けるには、正規品と偽物の違いを理解することが重要です。
ここでは、正規品と偽物を見分ける際に注目すべきポイントを紹介します。
ブランド名の刻印
商品にブランド名やブランドロゴの刻印がある場合、正規品の刻印と見比べてみましょう。 偽物のブランド品では、ブランド名の刻印の精度が低いものが多くみられます。アルファベットの形状や文字の間隔、配置などに違いがないか、細部まで確認しましょう。縫製の細かさ
正規のブランド品は、高い縫製技術により隅々まで丁寧に製造されています。正規品を見分けるには、縫製の仕上がりにも着目しましょう。
具体的な確認事項としては、以下が挙げられます。
- 縫い目が均一であるか
- 裏地や内側の仕上げも丁寧に行なわれているか
- ファスナー部分がきちんと縫い合わされているか
- 柄物の場合、縫い合わせる箇所で柄がつながっているか
- 質の悪い糸を使っていないか
プリントの正確性
正規品は、プリントの色や柄、パターンに一貫性があります。
対して偽物では、プリントに色ムラがあったり、柄がはみ出していたりします。
パターンの配置が一致していない場合もあるため、ディテールまで確認しましょう。
金具部分の種類
ファスナーや留め金などの金具部分も、正規品と偽物の差が出やすい箇所です。
正規品では、金具の裏側など細部まで研磨処理が行なわれています。金具部分を指で触ってみて、ざらつきや引っかかりがある場合は注意が必要です。
シリアルナンバーの位置
ブランド品の多くは、シリアルナンバーが印字されています。
そもそもシリアルナンバーが印字されていない製品は、偽物の可能性が高くなります。
ただし、シリアルナンバーまで忠実に再現している偽物もあります。
シリアルナンバーの表記や位置は、モデルチェンジなどを除き頻繁には変わらないため、同じモデルの正規品と見比べてシリアルナンバーに違和感がないか、しっかり確認しましょう。
人気ブランドの偽物判別ポイント

人気のあるブランドほど、偽物やコピー品も多く出回っています。
ここでは、人気ブランドの偽物を判別するポイントのうち、特徴的なものを紹介します。
先に紹介した正規品を見分けるポイントともに、参考にしてください。
ルイ・ヴィトン
ルイ・ヴィトンといえば、イニシャルの「L」「V」と、花と星のモチーフを組み合わせたモノグラムが有名です。
偽物を判別するには、まずはモノグラムに注目しましょう。
正規品のルイ・ヴィトンのモノグラムは、どの柄がどの位置に来るかがほぼ正確に決まっています。
対して偽物では、柄の位置が上下左右で対称になっていない、柄が中途半端にはみ出している、といったことがあります。
また、モノグラムのプリント部分に、色ムラやかすれが生じている場合も注意が必要です。
エルメス
エルメスのバッグは正規価格が高値で人気もあるため、偽物もコストをかけて精巧に作られている場合が多い傾向です。
ブランドネーム(HERMES PARIS-MADE IN FRANCE)の刻印や、皮革の素材の確認が重要ですが、近年は見分けがつきにくくなっています。
そのようななかで、バッグの開閉口のストラップ(クロア)はアラが出やすい箇所です。
正規品は偽物に比べて、クロアの鋲の部分がしっかりと埋め込まれています。
これは、金具が皮膚やバッグに当たらないようにというブランドの配慮です。
また偽物では、金具と革がしっかりと密着していない場合があります。
シャネル
シャネルのバッグでは、ダイヤ模様のキルティングが特徴的なマトラッセが人気です。
このマトラッセを例にとると、真贋を見分けるポイントとしてターンロックの比較が挙げられます。
正規品に比べて偽物では、ターンロックの色味が強くピカピカしすぎている、ココマークの交わる部分がえぐれているなど形状に違いがあります。
また、偽物はメッキ処理や研磨が雑なため、ターンロックの金具の細部を触ってみて、ざらついたり尖ったりしていないかを確認しましょう。
ディオール
ディオールのバッグなどでは、イニシャルである「CD」の文字が刻印された金具が使用されています。
正規品と偽物では、刻印された文字に違いがある場合が多いため、しっかり確認しましょう。
具体的には、書体やCとDの間隔、刻印の彫りの深さなどが異なります。
ファスナーなどの金具も同様で、メーカーの刻印がないものや、メッキにムラがあるもの、かみ合わせが悪いものなどは、注意が必要でしょう。
偽物ブランド(コピー商品)の買い取りについて
各ブランドは、長い時間をかけて上質な素材を用いた製品を製造し、ブランドイメージが定着するように努力を重ねています。
対して、偽物ブランド品(コピー商品)は、安価な素材で本物に見えるよう作られています。
偽物の製造はブランドの商標権や著作権などを侵害する違法行為であり、消費する側にも、偽物の購入は違法行為に加担することである、という認識が必要です。
ブランド品買取店では、専門知識の豊富な査定士が、過去に持ち込まれた偽物と比較するなどして真贋を判断します。
査定の結果、偽物と判断場された場合は買い取りはしません。
なお、ブランド品の真贋を断定できるのはブランドホルダーに限られるため、買取店の査定士が「偽物です」と明言することはほとんどありません。多くは買取不可の理由を、「当店では取り扱いできません」「査定基準を満たしていません」などと説明します。
本物(正規品)のブランド品の査定基準、買取基準について

ブランド品買取店では、どのような査定基準を設け、買取価格を決めているのでしょうか。その仕組みについて解説します。
査定ポイント1:状態
商品の状態は査定に大きく影響します。汚れ、シミ、ニオイのある商品は査定額が低くなる傾向があり、多くのブランド買取店はランク付けを行なっています。
状態の良いものから順に、「新品もしくは未使用品」→「新品同様」→「使用感が少なく良い状態」→「使用感はあるものの傷や汚れが少ない」→「使用感があり傷や汚れがある」→「大きな傷みがある難あり」などとランク付けし、判断します。
査定前にブランド品をきれいにしておこう
例えば、バッグや財布であれば、表面についているホコリや手垢をやわらかいクロスでふき取ります。
さらに、バッグ内部の四隅やポケットにゴミが入っていないかを確認します。細かいホコリやゴミは、綿棒やつまようじで取り除いておきましょう。
査定ポイント2:ブランド力
長い歴史を経てステータスを築いたハイブランドは、アイテムの種類に関係なく、高価買取の対象になります。ブランドの認知度や普及率なども査定価格に影響します。
査定ポイント3:人気と需要
販売価格が似ている同種の商品でも、買取価格が変わることがあります。なぜならアイテムの人気と需要の差が査定に影響からです。
一般的に、人気のある定番アイテムは査定額が安定し、高額買取の対象となります。一方で、個性的なデザインのアイテムは需要が低くなりがちであるため、査定額は低くなる傾向があります。流行のアイテムかどうかも査定ポイントです。
偽物でなくとも場合によっては買い取りが難しい可能性が!その理由は?
商品の状態に問題がなく、偽物ではない正規のブランド品を査定に出したのに、買取店から買取不可とされる場合もあります。そのような場合、理由として以下が挙げられます。
ケース1:シリアルナンバーに傷があるもの
たとえ正規品であっても、シリアルナンバーに傷があったり、ナンバーが見えないほど薄くなったりしている商品は、買取不可になる場合があります。
これは、盗難品の多くがシリアルナンバーを意図的に傷つけ、ナンバーを加工しているからです。シリアルナンバーに傷などがあると、たとえ正規品であっても、盗難品の可能性があるとみなされてしまいます。
ケース2:並行輸入品が多いブランド品
並行輸入品が多いブランド品は、買取不可とされたり、買取価格が低く提示されたりする可能性があります。
正規品と並行輸入品との違いは、流通経路です。
正規品は日本の代理店が海外ブランドから正規で輸入した商品ですが、並行輸入品は、海外の正規店で販売されている商品を日本の業者やバイヤーが買い付けています。
並行輸入品は価格が安くなる分、ギャランティカードなども付属しません。
そのため買取店では、「偽物のリスクがある」「正規品に比べて需要が低い」などの理由から、並行輸入品の買い取りを敬遠する場合があります。
おわりに
偽物のブランド品は買わないこと、そして正規品であっても状態によっては買取不可となる可能性があることを、知識として頭に入れておくことが大切です。
バイセルでは、豊富な専門知識と経験を持つ査定士が、ブランド品の価値を一点ずつ丁寧に査定します。
買取方法は店頭買取のほか、出張買取、宅配買取の3つから選択できます。いずれも査定料や送料など手数料はかかりません。
ご自宅に不要なブランド品が眠っている方は、ぜひ一度、バイセルにご相談ください。

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