家の壺が高額で売れるかも?買取相場や高く売れやすい種類を解説!

家の壺が高額で売れるかも?買取相場や高く売れやすい種類を解説!
自宅にある壺を売りたいです。いくらになりますか?
作家や産地、素材、ブランドにより価格は異なります。詳しく拝見致しますので、お電話・メールよりお問い合わせください。
家族から譲り受けた壺があります。価値はつきますか?

部屋の装飾品として利用されることの多い壺は、その骨董的・美術的どちらとしての価値からも中古市場で活発に取引され、場合によっては非常に高い買取金額がつくこともあります。

特に越前焼や備前焼など有名産地の壺などは中古市場での需要が高く、査定金額も高くなりやすいでしょう。

本記事では、壺の買取相場や高額買取が期待できる壺の種類、高く買取してもらうためのポイントをご紹介します。

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※本記事の内容は、必ずしも買取価格を保証するものではございません。予めご了承下さい。

壺とは

壺とは

壺とは口がすぼまっていて、胴は丸い袋状になっている器です。

壺の口は外気に触れにくいため、お酒の長期保存に適しています。

また、生命力の象徴として、装飾の図柄に壺がデザインされることがありました。

壺は初期のキリスト教において重要な役割を持っており、キリストの復活と再生を示す洗礼盤のメタファーとして用いられ、鳥やキリストを信じる者が壺から水を飲む模様がしばしば描かれました。

日本では壺が実用品として発展してきましたが、古代ギリシアでは絵を描くための土台として作られ、壺絵の文化が発達したといわれています。

現在では骨董品・美術品としての価値が認められ、コレクションやインテリアとして人気を集めています。

高額買取が期待できる壺の種類

高額買取が期待できる壺の種類

高額買取が期待できる壺には、いくつか特徴があります。

高額買取に繋がりやすい壺の主な種類は以下の通りです。

  1. 有名作家が手掛けた壺
  2. 有名産地の壺
  3. 有名食器ブランドの壺
  4. 中国・朝鮮骨董の壺
  5. 金・銀・銅素材の壺
  6. 現存数が少ない壺

それでは、それぞれ詳しく解説します。

有名作家が手掛けた壺

有名作家が手掛けた作品は骨董市場で需要が高く、査定金額も高くなりやすいです。

壺を手掛けた主な有名作家は以下の通りです。

徳田八十吉 井上萬二
金城次郎 酒井田柿右衛門
浅見隆三 河井寛次郎
近藤悠三 葉山有樹
松井康成 中里太郎右衛門
富本憲吉 黒木国昭
エミール・ガレ ドーム

この中でも、人間国宝に認定された徳田八十吉・井上萬二・金城次郎・酒井田柿右衛門などの作家、海外の有名作家であるエミール・ガレやドームなどは高値が期待できるでしょう。

有名産地の壺

作家名が明確にならなくても有名産地の壺である場合は、査定金額が高くなることがあります。

壺を含む焼き物の主な有名産地は以下の通りです。

越前焼 瀬戸焼 常滑焼
信楽焼 丹波焼 備前焼
有田焼(伊万里焼) 美濃焼(織部焼 九谷焼
益子焼 萩焼 京焼(清水焼)
唐津焼 薩摩焼 志野焼

特に越前焼、瀬戸焼、常滑焼、信楽焼、丹波焼、備前焼は日本を代表する窯「日本六古窯」と呼ばれ、日本遺産にも認定されています。

また、有田焼・美濃焼・瀬戸焼の3つも「日本三大陶磁器」と称されるほどの有名な産地ものです。

有田焼(伊万里焼)のなかでも江戸時代に量産されたものを指す古伊万里は、独特な形状と

資料的価値が研究家によって認められ、高額で取り扱われています。

有名食器ブランドの壺

食器ブランドのなかにも、壺を作っているところがあります。

有名ブランドものの壺であれば需要が高いので査定金額も期待できるでしょう。

壺を制作している有名な食器ブランドは主に以下の通りです。

マイセン ウェッジウッド
ノリタケ ロイヤルコペンハーゲン
バカラ ラリック
ロイヤルクラウンダービー アウガルテン

これらのブランドが手掛けた壺であれば、状態やシリーズによっては高値が期待できることもあるでしょう。

ブランドものは新作であるほど価値が高くなる傾向にあるので、なるべく早めに査定に出してみることがおすすめです。

中国・朝鮮骨董の壺

中国の石壺・鼻煙壺、朝鮮の古陶磁などは、中国人に需要の高い種類です。

中国の市場では偽物が多く出回っているため、信頼感の高い日本で壺を買う外国人が増えているようです。

金・銀・銅素材の壺

金、銀、銅などが素材となった壺は「骨董品の価値」に加え「金属の価値」も付加されるので、高額買取が望みやすいです。

日々変動する金・銀の相場が上がれば、壺の買取相場も上がる傾向にあるので、他の壺に比べて売り時も重要となります。

現存数が少ない壺

壺を含む芸術の作品は、現存数が多い作品ほど手に入りやすいため、需要と供給のバランスから高い値段が付きにくいものです。

一方、現存数が少ないものほど希少性のために価値が高くなりやすいです。

職人や流派が限定された壺は、特定の国の特定の年代でしか作られていない貴重な品物と言えます。

壺の買取相場

壺の買取相場

中古市場における壺の買取相場は、作家や作品、保存状態などによって大きく異なります。

有名作家の壺は、数千円から数万円前後の買取相場になることが多いです。

海外のガラス工芸作家なら数十万円以上の価値がつく場合があります。

また、上記の表にない作家だと、藤本能道(のうどう)の壺作品には数十万円以上の値が付いた事例があります。

ただし、これらの買取相場は人気作品かつ保存状態が良かった作品の場合で、実際の価格は異なる場合がありますので参考程度に考えてください。

持っていた壺が実は名作で、「思わぬ値が付いた」というケースもあります。

不要な壺は骨董品買取業者で価値を確かめてみるのがおすすめです。

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壺を高額買取してもらうためのポイント

壺を高額買取してもらうためのポイント

非常に価値の高い種類もある壺ですが、高く売るためにはどのような点に注意すれば良いでしょうか。

壺を少しでも高く買取してもらうために知っておきたいポイントをご紹介します。

  1. 付属品を揃えておく
  2. 保存状態を良く保っておく
  3. 自己判断で無理に修復を行わない
  4. なるべく早く売る

それではそれぞれ詳しく解説します。

付属品を揃えておく

壺に限らず、骨董品の買取において共箱・包み布・鑑定書などの付属品を本体と一緒に出すことで、高く売れる可能性があります。

共箱とは作品を入れるための木箱のことで、作家の箱書き(署名)があることが多いです。

共箱があれば作家本人の作品である証拠にもなるため、共箱は査定金額に影響しやすい付属品だと言えます。

また、鑑定書も壺の価値を証明してくれるため、付いていることで中古市場で需要が増すでしょう。

保存状態を良く保っておく

壺の買取において、もう1つの重要な査定ポイントが保存状態です。

有名産地ものなど価値の高い壺であっても、ヒビ・キズ・デザインの欠け・割れがあるなど、保存状態が悪ければ査定金額は下がってしまう可能性が高いです。

反対に、保存状態の良い壺であれば、高価買取される可能性も高くなるでしょう。

ヒビや割れの原因となるような大きな衝撃を与えないように、壺をはじめとした陶芸作品は必ず箱に入れて保管するなど、普段から丁寧に扱うようにしましょう。

自己判断で無理に修復を行わない

壺は綺麗な状態である方が、買取額が高くなりやすいです。

ただし、壊れたりヒビが入っていたからと言って、自分で不用意に修復しないことをおすすめします。

壺などの焼き物の修復方法として「金継ぎ」がありますが、非常に難易度が高く、初心者が手出しできるものではありません。

初心者による金継ぎは大きく価値を下げ、マイナス評価となってしまうので、専門業者へ金継ぎを依頼するか、そのままの状態にしておきましょう。

劣化や傷が見られる壺も、自己判断で無理に修復を行わずに、そのまま買取に出すのが賢明 です。

なるべく早く売る

不要となった壺は、売ると決めたらなるべく早く買取に出しましょう。

壺はどんなに丁寧に保管していても、湿気や紫外線などの影響で年月とともに劣化してしまう場合があります。

高く評価されたいのであれば使わない壺は早めに売却することをおすすめします。

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お持ちの壺に意外な価値が秘められている可能性は十分にあります。

骨董品の知識と買取実績を持った業者へ査定に出して、しっかりと価値を見極めてもらいましょう。

また、大きな壺は重いので、持ち運ぶときに落として割れる可能性もあるでしょう。

バイセルが行う出張買取は自宅で査定・買取を完了できるため、利用者が買取店まで持ち運ぶ際に傷つけたり割れたりしてしまうかもといった心配はありません。

バイセルは骨董品買取実績が豊富で、出張料・査定料・キャンセル料も無料です。

骨董品の知識のある査定士が自宅まで伺い、お持ちの壺の価値を見極めて、価格にしっかりと反映いたします。

「売りたい骨董品が複数ある」「重い壺を持ち歩きたくない」という方には特におすすめですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。