
家の物置にしまいっぱなしの額縁を売りたいけど買取してもらえるのかどうか不安な人が多いようです。
買取価格が付かないと思っている額縁に、思わぬ価値があることも少なくありませんし、中古市場ではしっかり需要があります。
額縁の買取を検討している方に向けて、役立つ情報をご紹介します。


額縁は売れる!

絵画の額縁は買取に出すことができます。
持っている絵画に合う額縁が欲しいという人がいるため、中古市場では額縁だけの需要があります。
さらに、絵画にお金をかけて額縁は安く済ませる絵画コレクターにとっては、高価な新品の額縁よりも保存状態の良い中古の額縁は狙い目です。
絵画があれば額縁に入れたまま査定に出せる
また、額縁をお持ちの方は絵画もコレクションしていませんか?
額縁に入っている絵画があるなら、額縁の値段も含めて査定金額を出してもらえるので、外さないおきましょう。
査定時も額縁を外さずに行いますから、わざわざ額縁から絵画を取らなくても大丈夫です。
使わなくなった額縁があったら絵画と一緒に査定に出してみましょう。
アンティーク価値のある額縁は驚きの価格が期待できる!
中古の額縁の中でも、製造から100年以上経っているアンティーク品は高値で売れる可能性があります!
バイセルはアンティーク品をはじめ骨董に関する査定経験も豊富です。
使っていない額縁も、もしかしたら驚きの高値を付けられるかもしれませんので、まずはお問合せください。
高額が付く額縁の条件

高額買取が狙える額縁にはいくつか条件があります。
お持ちの額縁が以下の条件に該当するか、確認しておきましょう。
・アンティーク品である
・価値がある素材を使用している
・綺麗な状態である
それでは、詳しくご説明します。
アンティーク品である
現在、アンティーク品の需要は高く、歴史的価値や骨董品としての価値も付くことがあります。
そもそもアンティークの定義は、はっきりしていないのですが、1950年代~70年代の美術品などを指すことが多いです。
それほど年月が経っている品物であれば、それだけで希少価値があるとされます。
アンティーク額縁をお持ちの方は、比較的、高額買取が期待できるかもしれません。
お持ちの額縁がアンティーク品であるか否か、不明な場合は骨董専門の買取業者にて、プロの査定を受けてみることをおすすめします。
価値がある素材を使用している
額縁は、使用されている素材によっても買取額が異なってきます。
額縁の種類は非常に多く、油絵縁・水彩縁・版画額・写真額・日本画額・賞状額など、飾る品物に合わせて様々です。
それに伴い、額縁に使用される素材も多岐に渡ります。
査定金額が高くなりやすいのは高級木材を使った額縁
額縁の素材のうち価値が高いとされているのが高級な木材です。
世界的な枯渇により、良質な木材が手に入りにくいとされています。
買取で高くなりやすい高級木材は以下の種類などがあります。
- ・紫檀(したん)
- ・黒檀(こくたん)
- ・鉄刀木(たがやさん)
- ・花梨(かりん)
- ・屋久杉
特に柴檀、黒檀、鉄刀木は、唐木三大銘木と呼ばれるほど希少性が高い銘木です。
紫檀は、ワシントン条約で絶滅危惧種に認定されており、輸出入禁止となっています。
原産国のライセンスのある業者だけが輸出入を許されているくらい希少性の高い木材です。
黒檀材は非常に重くて硬い木で耐久性に優れており、家具、仏壇などに用いられます。
屋久杉は、屋久島の標高500m以上の山地に自生している樹齢1,000年以上の木です。
特別天然記念物に指定されているほど希少性があり、樹脂分が多くて腐りにくい特徴があります。
花梨は東南アジアの原産であり、国内産材は存在しません。
素材が安価な額縁の種類
額縁の素材として、以下の種類は高級木材の額縁と比べると安価です。
- ・アルミ
- ・樹脂
- ・MDF(中密度繊維材)
しかし、アルミ製は薄くても丈夫、樹脂製は軽くて持ち運びしやすいなど、素材ごとに利点があります。
額縁の価値は、コレクターの好みによって評価が分かれるとも言えるでしょう。
綺麗な状態である
額縁をはじめとする骨董品の買取において、本体の状態が綺麗であるほど、査定評価が上がる傾向にあります。
反対に額縁本体に傷やシミ、損傷などが見られると買取額が下がってしまいやすいです。
額縁は、買取に出す前に本体の状態をチェックし、ホコリなどが付いていたら拭き取っておきましょう。
具体的なお手入れ方法は額縁の素材にもよりますが、基本的には乾いた柔らかい布で優しく拭くと良いでしょう。
また、額縁を直射日光が当たる場所に置いておくと、変色してしまう恐れがあります。
なるべく、湿気が少なく日の当たらない場所に飾るか保管しましょう。
絵画を持っている人は骨董品専門の買取業者に売ろう

額縁を何個も持っている方は絵画も持っているでしょう。
絵画は骨董品買取の専門業者に売れば、状態に見合った査定金額をつけてくれます。
絵画の価値を算出するには以下のような査定項目を設けています。
- ・作品の入手方法
- ・購入した値段
- ・作家名と作品名
- ・サイズ
- ・保存状態(付属品があるかなど)
- ・中古市場での需要度
特に作品の入手方法と購入した値段は、査定項目の中では価値を決める重要な手がかりです。
絵画を売る前に作品の情報が分かるカタログや保証書などを準備しておきましょう。
出張買取を利用するメリット
額縁一つでも大きくて重いと店舗まで持ち運ぶのに一苦労ですよね。
小さいサイズの額縁であっても、数が多ければ買取店まで持ち運ぶのに手間がかかってしまいます。
しかし、出張買取を使えばこれらのメリットがあります。
- ・買取店まで持ち運ぶときに落とさないように移動する手間や労力がかからない
- ・自宅で予約から査定まで完了できる
- ・玄関先で査定可能なので、準備が最小限で済む
- ・事前に伝えた品物以外でも、当日に査定してもらえる
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